エーゲ海南東部の12の島々(Dodekanisa)の中心ロドス島は、ギリシャと言うより地中海を代表するリゾートアイランドです。海岸沿いに国際的なリゾートホテルが立ち並び、カジノやゴルフコースといったリゾート施設が充実しているのも特徴です。 また地中海交易の拠点として古くから栄えてきたロドス島は、時代と共に変転してきた島の歴史を物語る遺跡やモニュメントがロドス市の旧市街をはじめ数多く残っており、観光ポイントとなっています。さらに内陸部の「蝶の谷」ペタルーデスや、海と修道院の景観が美しいプロフィティス・イリアスなど自然の魅力をあげることができます。
ロドス市内の見どころ 街は、新市街と旧市街に分かれています。聖ヨハネ騎士団が築いた旧市街は中世当時の趣を色濃く残し、街全体が世界遺産です。旧市街を取り囲む城壁からピリ・エレフテリアスの門(自由門)を入ると、ひづめの音が聞こえて来そうな中世の街。一方新市街はショッピングや交通網の要となる近代的な街です。
騎士団長の宮殿 14世紀に聖ヨハネ騎士団が、城壁の北西側の一部を騎士団長の居館として改修。床は古代のモザイク、内部はアンティーク家具で飾られています。その後宮殿は重要な国際行事に使用されるために、内部が改装されました。
騎士団通り 騎士団長の宮殿へと続く玉石敷きの通りは、旧市街の中でも最も人気あるスポットです。聖ヨハネ騎士団を形成していたヨーロッパの国々の騎士が、住居としていた館が両脇に並んでおり、現在4つが残っています。
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